【2018年10月5日更新】
ミンネ・クリーマなどのハンドメイド販売サイトで、レビューを書いてもらうコツについて書きたいと思います。
売れっ子さんを見ていると、レビューが100~3000件とかあるんですよね。
そりゃ売れるでしょうよ。人気な雰囲気ぷんぷんですよ。
王者の貫禄(?)すら感じますよ。
「うらやましー!!!どうしたらそうなれるんだー!?」
そう思いますよね。単純に。。笑
一生懸命心を込めて、モノづくりをしているつもりなんですが
レビューを書いてもらえたり、書いてもらえなかったり。。。
一喜一憂してしまう気持ち、すごくよくわかります。
- 「気に入らなかったんだろうか!?」
- 「おまけもつけたんだがね」
- 「カードも心をこめて書いたんだけどね」
- 「私なんか他店に劣っているんでしょうか!?」
- 「どーーしたらみんなレビューを書いてくれるの!?」
「お客様・・・その素敵なメッセージ(メール)、、、
レビュー欄にコピペして投稿してくれんかね(´▽`)♡」
「ああ、、、もっとレビューを増やしたーーーーい!!!」
私も始めたすぐの頃、レビューを書いてもらうワザ、増やす方法を
のどから手が出るくらい知りたかったんです。
血眼で捜しても、ネットも書籍もあんまり決定的なことを書いていない;;
お客様としては、「なんでそんな必死になるの!?」
って感じだと思うのですが
「 口コミ件数=信頼できる店」
みたいなところがあるので、こちらも必死になってしまいますよね(笑)
レビュー・口コミを増やす方法を試してみた!
さて本題です。
- レビューを増やす方法・・・
- 口コミを増やすワザ・・・
- 取引評価を書いてもらう裏技・・・
私は、いろいろやってみました。
そして至った結論は・・・・
- 「商品のクオリティを上げる」
- 「とにかく心をこめてすべての作業を行う!」
- 「お客様に感動と真心を!」
それに尽きます。。
「はぁッ!?話聞いてた??
手っ取り早い方法が知りたいって言ってんのー!ヽ(*`ε´*)ノ」
そう思いましたよね。笑
私もレビューを増やすワザを習得したくて、
思い当たる工夫をいろいろ、コソコソ工夫し、試してみたのですが
一周廻って(?)それに尽きるんです。
レビューを増やすために私がやってみたこと
<やってみたこと>
- おまけをつける
- 素敵なラッピングにしてみる
- 送料無料にしてみる
- 次回使える特典をつける(割引、送料無料、おまけ)
- レビューを書いてくれた方限定特典をつける
- レビューを書いてくれたら嬉しいと正直に書いてみる。
いろいろやってみましたが…どれも正解とはいいがたいです。
やはり、人間は「心を動かされたとき」にしか
本当の喜びを表現できないんですよね。
だから、出品者コソコソ工夫しても、そこそこの結果しか出てこない。
せっかくなら、熱くて良いレビューが欲しい
レビューの件数を増やすのが目的であれば、
先述の作戦を行えば確実に効果があります。
しかし、私が目指していたのは
「ここで買い物をするとワクワクする!」
というような上質な雰囲気のお店!!
そのためには
「届きましたありがとうございます!!」
程度の到着報告レビューでなく・・・
「この商品のここが気に入った!包装が素敵だった!」
「対応が良かった!また買いたい!」といった
お客様が心から思っていることを書いてくれたこと
=「上質で心動かされる、熱量のある口コミ」が必要でした。
試したことの結果をまとてみました。
①おまけをつける
⇒これは確実にレビューが増えます。
が、おまけが価値あるものでないと
お客様は感動しません=何の意味も無いorむしろ安っぽい印象にすらなる。
しかも「おまけありがとう」とかレビューにかれると
おまけの在庫が切れたときに困ったり
やめるタイミングがわからなくなりプレッシャーになってくる。
売れてくるとおまけを作る時間の確保が難しくなってくるため
THE END (´▽`)!
おまけ作戦で大切になるのが
「あなたが売っているのは商品で
お客様が買ったのも商品です。」
という感覚・・
商品の価格に対するおまけの原価のバランス
商品の品質を保つことは
最低限気を使いましょう。
おまけで感動させるより
商品で勝負できることが大切です。
②かなり素敵なラッピングにしてみる
⇒これも効果的ではあるのですが、
商品の値段や雰囲気に対して釣り合っていないくらい
素敵に盛りすぎると、ちぐはぐ感がかえって安っぽいです。。
しかも売れてくると、包装資材の在庫管理や価格
資材調達にかけるエネルギーもバカにならないんです。。。
私の中のテーマは
「合理的で素敵でオリジナリティのあるラッピングで感動させる」
なのですが…
ありふれたラッピングでなく、時間とお金がかかりすぎず
受け取ったときに嬉しい気分になるラッピングを研究しました。
「だからさ!何度も聞くけど!
その素敵なラッピングは具体的にどうしたらいいのさヽ(*`ε´*)ノ」
って感じなんですが、ここに書くと…
みんな似たような雰囲気になってしまって
感動を与えられなくなってしまうので
(私の営業に支障をきたすのでやめます。ってか誰も真似しないかもですが(笑))
以下を参考に、皆様のお店のカラーにあったラッピングを探してみてくださいね!
・あなたは、どんなラッピングだったら嬉しい?
・どんなラッピングだったら、友人へのギフトで選びたくなる?
・商品やお店に合った雰囲気は?(カラー、資材、雰囲気、系統)
・原価はどのくらいでおさめる?
私は、自分の商品と似たような雰囲気のお店で
且つ、自分がギフトに利用したいお店
(ハンドメイドでない一般のお店)などを研究しました。
【梱包についてはこちらにまとめています】
③全品送料無料にしてみる
⇒レビューを増やす目的としては
初回から送料無料にしてもあまり意味はありません。
Amazonや楽天のお買い物に慣れている現代人にとって
送料無料はわざわざレビューを書くエネルギーが湧くほどの感動は無いんです。
(送料安く押さえられるシステムがあるんだろうくらいにしか思わないんです)
購入に繋がるかもしれないが、身銭切って送料を無料にしたところで、
直接的なレビュー増加にはつながらなかったです。
売れっ子で無い場合は、その必死さが、かえってマイナスだったりもするので、頑張り過ぎなくていいと思います。
④次回使える特典をつける(割引、送料無料、おまけ)
レビューを書いてくれたら、次回「粗品プレゼント」については、
そこそこ効果があります。
ただ、「送料無料・割引系」は、専用ページを作ったりする手間があるので
売れてきたときに結構大変でした・・・
⑤おまけを同封する+「レビューを書いて欲しい」と書いてみる。
⇒これは、私の感覚的に無理だったので3日やってやめました。
効果はあったのですが、当然ながら「言われたから書いておいた♡」
って感じの「ひとこと系レビュー」が増加・・・
レビューの内容が薄まるので、いたたまれなくなり終了。
⑥「レビューを書いてくれたら嬉しいです」と正直に書いてみる。
⇒これも、どうしてもあつかましい感じがして、ずっと躊躇してたのですが
「お勧めワザ」として紹介されていたので試してみました。
やはり当然ながら「言われたから書いておいた♡」って感じの【短かいレビュー】が溜まっていきました。
明らかに、今までの「自発的に書いてくれたレビュー」とは温度差がある。
結果、心がこもったレビューと、つぶやきレビューが
混在して全体的に薄い印象に・・・・
(それでもOKな場合はそれでいいと思います。)
いろいろなショップさんのレビュー欄を観察していると・・・
レビューって、前の人のレビューの影響を受けやすい気がします。
前の人が、長文で書いていると、次の人も長文で熱の入ったものとなる傾向があるんですよね。
しかも前の人が、マイナスのことを書いていると
「私もそう思った!」ばかりに連鎖して、
全体的にいやーな雰囲気になっていったり・・・
いろいろと試してみた結果、気づいたこと。
書いてもらえばいいってもんではない。
私個人としては、量より質が大事だと思いました。
おまけなどの特典にかける製作時間も、結構大変ですよね。
(「市販のアメやお菓子などを付けてあって、引いた・・・」
なんてネットの掲示板に書かれていたのを見たことがあるのですが
そこまでして、必死におまけを付けなくていいと思います。)
価値ある風のおまけでサプライズ作戦は・・・
売れていない時期ならできるけど
売れてきて、取引件数が増えてくると、
おまけを作る時間がなくなっていきました。
売れていない時期は「おまけや特典をつけてがんばる」とするのもいいと思います。
ですが、売れてきても、そのホスピタリティを維持し続けようとすると、苦しくなります。
完璧にやろうと思うと、結構大変です。
その辺はうまく線引きをして、長く快適に経営をしていきましょう!
レビューは徐々にたまるから、焦らなくていい。
まずは、評価や目先の売り上げに血眼になる前に
基本をしっかりやっていればOKです。
・良い商品のみをお届けする。
(品質確保:少しでも自信のないものは送らない)
・ラッピングを丁寧に
(届いて嬉しくなるオリジナリティのあるもの)
・お問い合わせやメッセージがきたら心をこめて対応する。
(満足度と安心感、イメージアップそしてなにより、楽しく買い物ができる。)
・サンキューカードは心をこめて書く
(届いたとき心があったかくなる♡は、ハンドメイドの醍醐味です)
間違いなく言えることは・・・
「面倒だったけど、特典のためにしょうがなく書いた」という
つぶやきのような口コミが30件並んでいるより、
「この商品を買ってよかった!」という
熱量のある口コミが10件並んでいたほうが、
断然パワーがあります。
いま、1件でも2件でもレビューがあるなら
そのことに全力で感謝しましょうね♡
人に見せる文章を書く。
しかも半ばお店の広告文を書くようなもんですから、レビューって結構神経を使います。
お買い物をしてくれた上に、感想・レビューまで書いてくれたお客様がいる。
その現実に焦点を当てて、全力で感謝です。
悪いレビューを書かれなかっただけマシかもしれない。
レビューがない=気に入らなかった
とすれば…
悪いレビューを書かれなかっただけマシです。
例えば、楽天やアマゾンのお買い物であれば・・・
「色も微妙だし、値段のわりに安っぽかった」とか「縫製が雑!」とか
「なんか・・・買わなきゃ良かった」とか
普通に書いてしまえる風潮がありますが
ミンネやクリーマの場合、
一個人が心をこめてつくりました!という側面が強いので
「色も微妙だし、値段のわりに安っぽかった」なんて
自分の感覚で感情のままと書くことは、普通はしないと思うんです。
その人を否定するような、個人攻撃みたいな雰囲気になってしまうので
万が一気に入らなかったとしても
=「何も書かない」というのが一番スマートな対応なんですよね^^;
そう思えば、
レビューを書いてもらえなくても、ありがたいことなんです。
「気に入らなかったよ!最悪だよ!」なんてかかれなかっただけ良かったんです。
確実に・・・・
お客様にゆだねておくのが一番省エネ!
いいレビューが付けば嬉しいし
レビューが無くてもそれはそれでいいことなんです。
「いいレビューがあれば奇跡!」
「レビューがなくても、悪いこと書かれなかっただけ感謝♡」
くらいにカラっとしていましょうね。
レビューが少ない初期の頃って売れっ子さんが
うらやましく見えるのですが
売れっ子さんも、初期の頃はそういう思いでやってきたんです。
いろいろな経験を経て、たくさんエネルギーやら愛やらを注入して
お店をここまで育ててきたんです。
「美は1日にしてならず」
「売れる店は一日にしてならず」ですよ(?)
だから、現状を焦らないでください。
腐らないでくださいね。
一滴のお水でも
一滴一滴溜まっていけばコップから溢れるくらいの
お水になるんです。
レビューも一件一件大切にお取引をした雫です。
溜まっていないようで、着実に溜まっていきます。
時間がかかっても、きれいなお水が溜まっていくように
焦らずに心をこめてお店を経営していきましょう!
今日のまとめ
レビューがなくてもよかった!
レビューがあってもよかった!
焦らず、基本を押さえて一件一件心をこめて
対応していれば、上質なレビューが溜まっていく。
今あるレビューに感謝しましょう♡
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