売れる値段の付け方? 価格設定どうする!!!?
ミンネに登録して、迷ったこと
価格設定・・・
販売価格は、みなさん絶対迷いますよね??
登録初期は・・・
「あ、まずは売れればいいんです♡」
「私がこの値段で出すなんて・・・おそれ多いです(´▽`)」
「買ってくれるだけでありがたいんです(´◡`♥)」
むしろ、あげちゃってもいいさ~♪気に入ってくれるだけで幸せなんだもの~。
内心:「いや、初心者だから安くしておかなきゃ売れないし・・・・」
そしてしばらく経つと・・・
「売れるようになったけど、なんか心がもやもするーーーーヽ(*`ε´*)ノ」
⇒製作時間、製造原価を考えると割りが合わなくてモヤモヤしちゃう現象
こんな葛藤がぐるぐる~
もーみんなどうやって価格を決めてるの???
わからなすぎる!!!!
と言うことで,、わたしの結論は・・・
登録した初期の頃は、少し低めの価格にしておき
売り上げが上がり、レビューが30〜50件たまったら価格を見直す。
「今の自分が、ちょっと緊張するような価格
=自分のセルフイメージより、少し高め設定する」
これでしっくりきています。
適正価格とは!?調べまくってもわからない・・・
ハンドメイドの教科書的な本には
「ミンネの周りのお店や
お店(実店舗)を見て、同じくらいの価格にしましょう!」
「原価+○○円上乗せした価格にしましょう」
とか書かれていますよね。
あの一文、適切なんですが幅が広すぎる気がします。
初心者だから先生の言葉を忠実に守ろうとしますよね。
呪縛のように、「適正価格・適正価格…」ってぐるぐる。
一体いくらが適正価格なんでしょう!??<(゚ロ゚;)>ノ
私も、適正価格がわからず
新宿ルミネ、渋谷のヒカリエやら恵比寿やら
中目黒やら六本木やら、まぁまぁ手当たり次第
いろんなお店の洋服や、雑貨やライトなアクセサリーの価格や
品質を調査調査。。。
そしたら・・・もっと
「わっかんねーヽ(*`ε´*)ノ!!!!!」
な状態に・・・・
ミンネやクリーマでいろいろな人の価格を調査しても
ほんっと人によってまちまち・・・
「こんな可愛くて、素敵なのに1000円で出品してるの?」
「じゃ私の商品に1300円って付けたらまずいよね?」
「こんなにおしゃれな雰囲気で人気があるのこの値段なの?」
とか、周りを見れば見るほど
自信がなくなるわ、価格設定迷子になります・・・。
(初期のころは特に)
なので、
あえて周りを見過ぎない!
まず自分の心がときめく価格を設定してみる!!!
私は、ポーチ類やアクセがメイン商品で
大体同じ商品を5個くらい同時進行で製作します。
なので、商品が出来上がったすぐって
「おーーやっとできたぜ~*゚。+(n´v`n)+。゚* 」
結構時間かかるなぁ~
材料の生地も結構使うな~
生地裁断⇒縫う⇒装飾⇒検品⇒写真⇒商品ページ作成⇒
ラッピング⇒配送準備・・・etc
すべて含めると
1個の商品に携わる時間は、3時間はかかっています。
製作が終わった直後は、
「これを一個1000円で売るとかありえないな~」なんて思うのですが、
売り上げが少なくて焦っていた時期は
在庫が増えるばかりで・・・
「こんなに死蔵しておくくらいなら
薄利多売で 循環させたほうがマシなんじゃないか?」
みたいな思考に陥るんですよね・・・。
著作者:j0sh
でもね、どうも・・・・
「安ければ売れる」というわけでは無い・・・みたいなんです。
価格を変更しようと思ったタイミングは・・・?
もやもや模索期間(始めて2ヶ月目)に
友達(3人)に、お店のページを
見てもらったことがあったんです。
「こんな感じでネットで販売を始めました~♡」って具合に・・・
そしたら、みんな口をそろえて
友人:「安すぎない???」
「2500円くらいでも欲しいくらい素敵( *・ω・)」
「とにかくもうちょっと値段上げたほうがいいよ!」
と説得されました。
(当時の価格は、1200円くらいのポーチやアクセが主体でした。)
そこで、私は必死に
私:「いや、値段を上げたら…私みたいな新参者は売れないし・・・」
「人気ある人がいっぱいいてね、
その人たちはこんな価格で販売しててね
やっぱ、それよりも安くしないと
勝ち目がないし。。。」
とかうだうだ、ぐちゃぐちゃ
自信がない旨を説明したんですが・・・
友達いわく・・・
「本気で気に入った場合、数百円の違いなんて気にしない」
「人気店が素敵な商品を扱っていても、人の好みって色々だし
こっちがいい!!って思う人も多いと思うよ?」
「安いから買うってお客さんは、大して気に入ってないし
きっと物も大事にしてくれないし・・・」
「薄利多売するんだったら、この仕事辞めたくなるよ。笑」
「この商品の雰囲気だったら、
ある程度、ちゃんとした価格をつけておいた方が欲しいって思うよ」
「安いと、品質が悪いのかな??とか逆に心配になる・・・」
「ここのお店で、この商品を買いたい!!って人に買ってもらうことが大事では?」
など、愛のあるお言葉を・・・涙(;Д;)
私は、生業=本業でハンドメイドを仕事にしたいと思って
活動をしていたんです。
ゆくゆくは、自分の商品をブランドとして育てたいと思っています。
その一方で、
デザインや素材にこだわっても、
自分で設定している価格が安いので
売れれば売れるほど、報われないような思いになっていました。
朝から深夜まで作業しているのに
売り上げが伴わない・・・
でも、値段を上げることができない・・・
(自分の商品へのセルフイメージが低くて、価格改定の発想が持てなかった)
「あー、せっかく、自分の好きなことで
生計を立てる夢を果たしたのに、また前の自分(会社員)に戻るしかないのかな?」
「しょせんハンドメイドは副業じゃないと無理なのかな?」
という心の葛藤が毎日毎日あったんです。
ですが、友人たちの言葉は
非常にシンプル。
「製作者が適切だと思う価格をつければいい♡」
だったんです。
でも、これを実行する勇気がなくて
私はごちゃごちゃと・・・
私:「いまさら価格上げたら、
今お気に入り登録してくれている人を
裏切るような感じもするし・・・・」
お客さんが、、
「(# ゚Д゚)はぁ? 買おうと思ってたけど、
急に値上げするとかありえないんだけど」
「だったらいらねーーー!」
ってなるかも、ならないかも・・・・
私:「なんか、ハンドメイドのガイド本ではね
価格改定する場合は理由を誠実に説明しましょう。
って書いてあるんだよ?
なんて書けばいいの?
さわやかに表現できる気がしないから、なんかやだ。。。」
「あーーー値上げするなんて、こわいこわいこわい」
とかウジウジ言っていたら
友人:「お気に入りしてる人って、なんとなく並べて
素敵なギャラリー作りを楽しんでいる人が大半で
いちいち価格なんて覚えてないよ。笑
覚えてくれてたら熱烈なファンだから、それはそれですごいし。笑」
友人:「しかも、これだーーー!気に入った!!!って
本気で思っている人だったら、即決で買ってるし。
ショッピングでの衝動買いってそんな感じじゃん!」
友人:「逆に、価格変更の理由なんて書かれたら
あーそうなんだ~って、気付いてない人まで
気付いちゃうよ。笑」
友人:「これからだってどんどん、このお店を見つけてくれる人がいるんだから
ブレイクする前に、価格帯を変えたほうがいいよ!急げ!
ってか今変えなさい!♡」
と・・・・(愛がある・・・涙)
ひたすらスマホ片手に価格を
1200円くらい⇒1600円に変えました。
(友人のお勧め価格2000円には出来ない小心者っぷり)
価格改定で売り上げが上がるミラクル!?
価格変更後、ドキドキしまっくていたのですが
即売り上げがあがっていきました。驚
そして、1ヵ月後に1600円くらいだった商品
⇒1800円程度に変えました。
これも同じように友人とのやり取りがあり変更したのですが
1800円にしてからの方が売り上げも上がり
客層が断然上質で、
素敵なレビューも書いてもらえるようになりました。
自分自身でも、緊張する価格をつけたことで
品質に前以上のこだわりも持てたし
ラッピングやマーケティングにもこだわることができました。
あくせく、忙殺されることもなく
自分の中での心の余裕が生まれました。
いいこと尽くめです。
ハンドメイドのガイド本に書いてあることと
違う点もあるし、みなさんに当てはまる事例ではないので
心に響いた方だけ自己責任で試していただければ
と思います。。。
「値段を自分のセルフイメージより少し高めに設定する」
この方法が、私の中での1つのターニングポイントでした。
ブレイクしていないならチャンスです
実行するなら早ければ早いほどいいです。
自分のハンドメイド商品に、この値段をつけていいか、不安になる
ハンドメイドをされている方は
「世の中には、安くて良いものが溢れている」って感じたりしませんか?
100均やユニクロやファストファッション系の
ショップを見ていると、
自分の商品の価格付けに自信を持てなくなります。
300円やそこらで、しっかりしたポーチやピアスが買えるんです。
「だって、みんな素敵だし、丁寧に作られてるんだもん(;Д;)
弱気になるよ・・・」
って思いますよね。
でも、あれは中国とか海外で作っているから「人件費と材料費」が違うんです。
=世にあふれいる安カワアイテム(中国製)とは
人件費・物価(材料費)が違うんです。
日本製ですから・・・
(なぜ2回繰り返した・・・・(# ゚Д゚) !?)
だから巷の安い既製品とはりあってたら
あなたのハンドメイドビジネスは
利益が出ていないボランティアと化します。
(なので、材料費のにちょこっと上乗せ価格ではなく・・・
ちゃんと自分の人件費を製品代金に反映させましょうね。)
と、言われても・・・
「価格を上げるのはこわい・・・」ですよね・・・
ハンドメイドの価格変更ができないときはこう考えてみて!
例えば・・・
私が外で働けば1時間1000円~2000円は稼げるんです。
その自分への尊敬?があれば、適切な価格をつけることに
抵抗がなくなるかと思います。
子育て中のお母さんで、在宅ワークとして
ハンドメイドをしていても同じことです。
外でパートしたら、少なくとも1時間850円以上は稼げます。
「100均のポーチは可愛くて安くて最高」って思う人もいれば
「あなたのこの商品がどうしても欲しい♡」と思ってくれる人もいます。
安く販売することにときめく場合はそれていいのですが
本当は、もうもう少し高くしたい・・・と思っている方は
材料費、労力、ブランドイメージ
を大切に、価格をつけてみてくださいね
今日のまとめ
「値段を自分のセルフイメージより少し高めに設定する」
「あなたのブランドのオーナーはあなたです。
値上げ・価格改定はシレっとサクッと行いましょう」
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